稲沢市祖父江町山崎の黄葉
撮影日:平成18年12月03日
祖父江町では江戸時代より、防風林として、
屋敷周りにイチョウが植えられてきました。
米の凶作時に備蓄食糧として利用されてきたギンナンを、
商業目的に栽培し始めたのは、祖父江町が最も古いと言われています。
その後、食用目的に品種の選抜、淘汰が行われ「ギンナン生産量日本一」の礎を築きました。
町内には、樹齢100年を超えるイチョウの大木が数多く存在し、
晩秋になるとそれらが一斉に色づき、町内を見事な黄金色に染め上げます。
現在、イチョウの木は農地に多く植えられ、その本数は1万本を超え、
「イチョウの街」として全国に知られ、多くの人が黄葉の時期に訪れています。